ショパコンin ASIA まさかの入賞🥈アジア大会へ
初挑戦したシニア枠は、基本的にショパン愛好家が出場するものでプロアマ不問です。
教室開校記念✨と、よく考えもせずに飛び込みました。私の立場でトライすることは賛否両論あると思いますが、この全国大会で個人的に考えさせられることはたくさんあります!
何をもって「ショパンを愛しショパンが弾ける人」、何をもって「ピアノが本当に上手」。
前者と後者はまた別物で、その捉え方もさまざま。この審査員たちはどんな視点で聴いてくれているのでしょう?(この歳になると、ついつい審査員の方々のご苦労にも気が入ってしまいます)。とにかく、自分の経験ではミスは命取りなんです!何がなんでもミスはしちゃだめ。そもそもの水準が高いので、比べるならその視点が最も採点しやすくわかりやすいです。
それが音楽の本質かと言われれば、当然NO!
今回の入賞者の演奏を全て聴くことはできませんでしたが、数名心打たれる演奏をした方が入賞していたのを見て確信しました。
「きっと若いときからピアノを愛しショパンが好きだったに違いない。何かの事情で音楽の道には進まなかった(進めなかった?)のかもしれない。それでも、社会人としてこなさなくてはならない様々なタスクを終えて、やっと今、自分の愛したショパンを弾く喜びに満ちて生きている。」
それがひしひしと伝わる演奏でした。
私が他教室より抑えめのレッスン料で、音楽が好きなら楽器を持たなくても通える音楽教室を開いた理由は、生徒さん達がいずれ大人になっても、どんなかたちでもいいから音楽に触れていてほしい、音楽が心を豊かにしてくれるからです。
このショパコンin ASIA シニア枠のみなさんを見て、ああ、これが私の信じる「音楽が豊かな人間性を育む」実例だと実感しました。プロかアマかは関係なくて、育った環境もそれほど重要ではなくて、とにかく今どれだけ頑張って弾いているか、どれだけ愛が伝わるかどうか。
で、そこは負けるわけにいかない!
音楽歴抜きで、次のアジア大会に挑んできます✋☺️ 結局最後は自分 笑
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