器楽演奏家の前に「音楽をする人」に

先程のレッスンは、先月レッスンを始めたばかりの小2さん。

とても可愛くて恥ずかしがり屋さんで、なかなか言葉も歌も声がすぐには出ません。


と、ここで偉大なコダーイの言葉を反芻…

‘あらゆる楽器を習得する前に、まず歌うこと。楽器を伴わない、自由で独立した歌唱こそ真の音楽的能力‘

‘器楽演奏家をつくる前に、まず音楽をする人を育てなければならない‘

・・・もちろん、私はその方向性で進める手立てを考案中。鍵盤を正確に打鍵することだけが目標ではないので。きっとサイレントシンギング(心の中で歌う)は進んでいるはず!と。


先日、その生徒さんがリズムの聞き取りと読み書きに優れていることが分かり、本人お気に入りのアニメソングからリズムを拝借しました。

今日は音名の書かれた五線紙に本人が聞き取ったリズムをあてはめ、自分の楽譜を完成しました。すごい!早い!正確!

次週はフレーズごとにうたい弾き予定。特にこの曲前半は、単純なメロディ、短いリズムパターンを反復する構成となっています。教材としては理想的です。


まずは「どこにいようと、楽器があろうとなかろうと、音楽ができる人」になってもらいたいです♪

※著作権については、裁判において‘生徒のレッスンでの演奏は著作権対象外、JASRACが部分敗訴‘という現状となっております。

music belongs to everyone

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